小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

会員の声  審議会の皆様へお願い

 ご多忙の中、いつもご討議ありがとうございます。思い起こせば昨年のあの暑い最中に、住民投票の署名を一軒一軒訪問して100筆ほど頂いた事を思い起こし今の気持ちを綴ります。 

 そのとき多くの方々は次のようなご意見があったと思います。

 ★ 現在の図書館を充実すればよい

 ★ スマホ利用が増えわざわざ図書館へいかないのでは?

 ★ 買い物ができる同じ場所でラピオが便利。

 ★ 巡回バス増車、介護施設増設、介護労働者の待遇改善にお金を回して

 ★ これ以上ハコモノをつくるな

 ★ 渋滞何とかして

 ★ 保育園の増設など。

 まだいっぱいあったと思いますが多くの一致した意見は、税金の無駄遣いはしないでほしいと言うことでした。

  意見は出尽くしたと聞きましたが私たちは広報で少しわかる程度。殆どの方が知らずにいます。私たちの意見はどうやって反映されるのですか。中略

 東京都知事の小池さんは「都民ファースト」と言っているので少しは見習って欲しい。住民投票の結果を尊重して下さい。

ご存知ですか?審議会は A街区に図書館新築の方向へ!

 市は2016年4月審議会を設置し、8月までに10回の審議会が開かれました。21人で構成する審議会は、多数の意見で「A街区に新築」の方向へ進みつつあります。 問題なのは、住民投票の結果を受けて審議会がつくられたのに、広く市民の意見を聞くこともなく、候補地ごとのメリットデメリットも出さず、賛成多数でA街区を前提に話し合いが進められていることです。(審議委員は市が選んだ人達です)

審議会に要請署名を提出します

 このままでは、昨年の住民投票が無意味になりかねません。審議会に対して、住民投票の結果を尊重するよう要請する署名を集めます。多くの皆さん ぜひ ご協力をお願い致します。

署名用紙欲しい方ご連絡ください。 山田(中 央):0568-77-3974

                 渡辺(常普請):0568-77-9374

  第1次集約 10月 1日(3日の午後1時に市事務局に提出予定)

  第2次集約 10月31日

考える会の宣伝行動日程 

 あなたのご参加をお待ちしています。

  •   9/17(土)小牧山お月見」16:00~ 小牧山アピタ北側
  •   9/25(日)「小牧平和集会」12:30~ 市之久田公園
  • 10/15(土)「市民まつり」 11:00~ ラピオ南西角
  • 10/16(日)「市民まつり」 11:00~ 小牧山アピタ北側

市直営と指定管理者制度について学びましょう

 あなたもご一緒に学びましょう。

 ・ 10月1日(土)PM1:30~ ラピオ4階 多目的室1

 ・ テーマ図書館は市直営が良い」

 ・ 講師:山本昭和(椙山女学園大学文化情報学部教授)   

≪次回の世話人会≫ 10月12日(水)PM1:30 図書館視聴覚室

会員の声   第10回の傍聴者40名以上           次回以降も傍聴しましょう 

 今、新小牧市図書館建設審議会の真っ最中。第10回目は傍聴者が40人を越え最多だったのに対して、審議委員が3人も欠席した。 10回も審議会を重ねれば  審議委員の欠席も  目立ち始めるものだ。さあ、その理由は  どんなものなんだろうか?行政当局は  しっかり 理由を聞き、把握しているのだろうか?

 私は  半分くらいしか 傍聴していないけれど、明らかに  意図的な欠席を思わせる伏線的な発言に 出会ったりする。

 審議委員の責任は、非常に重い

 審議委員の責任は、非常に重い。なぜなら、莫大な税金を使って、より良い図書館建設を決めるキーパーソンたちだからだ。

審議委員の中には、その責任の自覚が 欠落した発言も 目立ち始めた。特に、 口が裂けても発言してはいけない発言を 耳にした。『私は、図書館を あまり利用したことがない』、、、、、、。空いた口が塞がらない。呆れる。

 図書館もろくに利用したことがない審議委員に 図書館建設を審議する資格はない!

 私は、月に 二度は 図書館を利用しているが、この発言は、決して  許せるものではない!。図書館を利用するものを バカにしている、笑止千万な発言だ。百歩譲って、審議委員の中にも  図書館を利用してきた人はいるだろう。

 市民のための図書館建設の自覚をもって

 でも  でも、図書館を利用して 学び続けている私たちから見れば、そんな発言は、口が裂けても言えないはずの代物だと思います。審議委員として、自覚していない。

 審議委員の軽さに  腹立たしささえ感じる。そんな審議委員は、直ちに  辞めていただきたい!そして、今一度審議委員の選定をし直してほしい。

審議会の予定日程(小牧市のHPにも掲載)

  • 10月  3日(月)午前1時30分~ 市役所東庁舎5階大会議室
  • 10月24日(月)午後1時30分~ 市役所東庁舎5階大会議室
  • 11月  7日(月)午後1時30分~ 市役所東庁舎5階大会議室
  • 11月14日(月)午後1時30分~ 市役所本庁舎6階601会議室

会員の声                     市民の意見を聞くこともなく進める           審議会の運営・進行に疑問の声

 住民投票を受け、小牧市が設置している新小牧市図書館建設審議会(会長・内野安彦常盤大学非常勤講師)の議事運営、進行に対し、市民から疑問の声があがっている。

小牧市図書館建設審議会条例(平成28年2月10日 条例第1号)

第2条 小牧市教育委員会の諮問に応じ、新小牧市図書館の建設に関し必要な調査及   び審議をするため、新小牧市図書館建設審議会を置く。

 審議会は8月までに10回会議行いましたが、調査の中で一番重要な市民の意識調査を行っていません。審議委員の中からも市民の声を聞くべきだとの声があがっています。

・郷治審議会委員は、パネルディスカッションへの市民参加(第2回目審議会)

・渡辺審議会委員は、市民アンケート、ワークショップ等での市民の意見聴取      (第7回目審議会)

 住民投票から1年、市民に反対されたのは、          市民の意見を聞かないトップダウンでの計画

 昨年10月4日実施された住民投票では32,352名の反対で、ツタヤ図書館に「待った」をかけました。

 住民投票で市民に反対されたのは、42億円を超す建設費、建設場所のA街区、民間業者が運営する図書館等々です。しかし、何より市民の意見を聞かず「ツタヤ」と連携し、一方的に計画をすすめた山下市長の姿勢です。

 市民の意見を聞かない結果                   市民の税金41,856,480円ドブに

 ツタヤ図書館契約解消金、市民がなけなしのお金で収めた税金から下記に支払っています。

  • アドバイザリー業務 CCC・TRC共同事業体 617,760円
  • 基本設計業務 ㈱日建設計 41,238,720円

 再び過ちを繰り返さないため               審議会でも委員の責任で                 多くの市民の意見を聞いて審議してください。

 

「瀬戸内市のまちづくりと図書館」講演              約80名の参加で盛況に終わる

 7月24日(日)13時半より小牧勤労センター大研修室で、岡山県瀬戸内市図書館もみわ広場嶋田学館長を招いて「瀬戸内市のまちづくりと図書館」の講演を約80名の参加で行いました。

 ◆ 嶋田館長の講演の要旨は以下の通りです。

  • 「持ち寄り、見つけ、分け合う広場」をメインコンセプトに、7項目の指針に整理した。
  • 市民に投げかけたり、市民の声を取り入れた基本計画つくり
  • 市民がつながり地域を活気づけるための場つくり
  • まちの魅力を発見し郷土文化の継承と発信のための場つくり
  • まちつくりにおける図書館の役割

 などを示し、市民と12回のワークショップを行なった。

若者が自ら、全校アンケートに取り組む

 中学・高校生から「私たちの意見も取り入れて欲しい」の声が出て、公募したら14名参加し4回議論した。中高生から「私たちだけでなく多くの生徒の声を聞きたい」となり、3中学校の全校アンケートに取り組み、アンケート結果を基に数点『新図書館』に取り入れた。また、「年代別としょかん未来ミーティグ」、「私の図書館利用の自慢話」などを実施した。

市民が判断できる情報をどれだけ提供できるか

 図書館建設で大切な点は「市全体を考えた計画で、地域の特性に合ったものであること」「市民が判断できる情報を行政がどれだけ提供できるか」である。

 これからの図書館運営で大切なことは、「行政施策との連携を潤滑に図れるか」「市民協働による図書館運営を図れるか」「教育機関としての独立性を担保できるか」「知る権利、学習する権利を保障できるか」が求められている。

 地域と図書館を元気にする図書館ネットワークが求められると、結ばれた。

総会で活発な意見が続出

   傍聴に行こう 電話などで意見いおう!

 講演終了後、小牧の図書館を考える会の総会に「活動報告、今後の方針」「図書館建設審議会の報告」「会計報告」を提案した後、意見交換しました。

 ◆ 主な意見の紹介

  ・審議会に任せてよいのか不安だ

  ・審議委員は『なぜ住民投票になった』のか原点を忘れているのではないか

  ・アンケートに否定的な人いると聞くが審議委員には市民の意見を聞いてほしい

  ・第7回審議会では、建設場所をA街区か現在の本館の場所の2択で委員に意見を    聞いた。資料も示さないでいきなり委員に答えさせるような進め方はおかし      い。私は市に抗議電話した

  ・会のブログ記事早く載せて欲しい。情報が遅い

  ・会の基本方針は納得できるので、会としてもっと宣伝すべき

 などが出ました。

 会として、①基本方針を広く知らせる。②アンケートなど市民の声を聞く。③審議会の傍聴に参加しよう。④市に電話・メール等で意見を言おう。⑤市民が判断できる資料を出させよう、など確認し合いました。

 なお、山下市長、安藤教育長、議員、審議会委員などにご案内はお送りさせていただきました。

 多くの皆さんから ご指摘・ご意見お待ちしていますf:id:aoiumitosora7:20160725214736j:plain

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   講演する 嶋田館長

山下市長に「審議会の進め方」に対し                  申入書提出

 第7回の審議会を傍聴した有志で、小牧市長に対し「第7回新小牧市図書館建設審議会の進め方に対する申入書」を、昨日提出しました。7月26日までに文書で回答を求めました。回答があり次第掲載させていただきます。

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◆ 図書館に関するイベントなど

7月24日(日)13時半~ 小牧勤労センター(主催:小牧の図書館を考える会)

  講演「瀬戸内市のまちづくりと図書館」講師:嶋田 学氏

7月27日(水)午前10時~ 市役所東庁舎5階大会議室

  新図書館建設審議会

8月3日(水)13時半~ 中部公民館(主催:住民監査請求代表者)

  新図書館建設についての報告会

8月6日(土)14時~ ラピオ・あさひホール(主催:小牧市教育委員会

  講演「図書館から始まる新しい学びと出会い」

8月9日(火)午前10時~ 市役所東庁舎5階大会議室

  新図書館建設審議会

8月31日(水)午後1時30分~ 市役所本庁舎6階601会議室

  新図書館建設審議会

 

疑問だらけの新図書館建設審議会  資料説明もなく いきなり「建設場所」の意見聴取

小牧の図書館を考える会共同代表 山田美代子

 7月13日(水)第7回審議会における「議事(2)」は、建設場所についてでした。これに関する資料は第6回に3か所の「現図書館及びA街区の現況図そしてラピオ全フロアーの平面図」が出されました。

 しかし、その資料の詳しい説明は一切なく議論もなし。いきなり、内野会長は当日出席の18名の委員に対して「建設場所はどこにするのが良いか?『A街区か、現図書館か』順番に手短に答えてください」と。

あれ?なぜ『ラピオ内』がないの?

 ラピオ内が良いとの意見もありましたが、12名がA街区と答えました。渡辺委員は「もっと市民の声を聞いてください。どうして住民投票になったのか?パブリックコメントは読みましたか?」と、図書館を考える会が今まで聞いてきた市民の意見やアンケートの結果も述べました。

 それに対し「そんなアンケートは偏っている」とか「渡辺委員はこの審議会を『侮辱』するのか」などの発言が飛び出し、一時、成瀬委員と渡辺委員のバトルになりました。

 そもそも、最初からこの審議会の進め方に問題があったので、お互いの意見を相容れない議論となりました。

図書館の中身より駅前に建てたい」委員と

  「建設費用も含めて図書館の中身が大事」の委員

 はっきり言って、「図書館の中身はどうでもよく、早く駅前に建てたい」成瀬委員、「図書館の中身が大事、建物ばかりに税金を使ってほしくない」渡辺委員。

 いろいろな図書館を見学して「あーしたい、こうではなくて」と意見が次から次に出されていますが、果たして「市民の声を活かした市民のための図書館」が実現できるのでしょうか。駅前に『ステキな図書館』が立ちました。でも予算が足りなくなったので「本が買えませんでした。人件費が削られました」とならないか心配です。

 小牧市民が望んでいるのはどんな図書館でしょうか。今後の審議会に望むことは、少し後戻りするかもしれませんが、現在の本館・分館含めた小牧市全体の図書館の問題をしっかり把握し課題を出したうえで、小牧にとって『どんな図書館がふさわしいか』を議論してほしいと思います。

図書館に一番大事なものは「本と人」

 次回の審議会には、新たな資料が出されます。現図書館、A街区、ラピオ内、それぞれの場所に図書館をつくった場合の「建設費、メリットとデメリットなど」。このことは、小牧の図書館を考える会が、審議会の始まる前から市側に申し入れをしていました。これで、やっと本当の意味で審議会のスタートだと感じます。

 図書館に一番大事なものは「本と人」。このことをお忘れなく‼