小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

つくば市で開催の「地方自治研究全国集会」!

 10月1日(土)~2日(日)、茨城県つくば市で開かれた「第13回地方自治研究全国集会」に参加しました。この集会に、全国から1千名の自治体職員、議員、労組役員、市民団体・市民の方々が参加していました。

2日目の「住民の主体性を育む取り組みと住民の声が生きる自治体づくり分科会」に参加し、「住民投票と市民の図書館つくり」を報告しました。

 住民投票後の審議会の現状なども報告させていただき、多くの参加者からも質問が出で、丁寧に答えたが、参加者から「審議会のすすめ方この分科会の目的と違う方向に向かっている」や「住民の声が生きる自治体づくりに頑張ってください」と激励された。

 助言者は、長野県・阿智村前町長の岡庭一雄氏で「住民の声が生きる自治体つくり」はもう古い、「住民の声ですすむ自治体つくり」である。そのためには、コミュニティを大切にするだけでなく発展させることが重要。「住民自治が発展することで、自治の概念が、地方自治に限定されている現状から、国民主権の原点である「民主自治」の発展へと進んでいくことができるのではないかと考えるのである」と結ばれた。阿智村の職員、組合役員なども参加されていた。

 岡庭前阿智村村長「住民投票はどんどん行え!」と

 参加者から「岡庭さんが首長なら住民投票まで発展しないのに」の発言に対し、岡庭氏は「私に関係なく、今こそ『住民自治』を大切にするなら、住民投票をどんどん行うことだ。」と答えられた。また、「戦争法だけでなく、強権政治をすすめる今の安倍内閣ほど恐ろしいものはない。 

 戦前の自治体は戦争に加担しただけでなく、満蒙開拓団を一番送り出したのは長野県であり、阿智村に「満蒙開拓平和記念館を建設したのも、実態を後世に残し、二度と戦争させないためです」と発言された。

 全国には、こんな素晴らしい自治体首長がいる(いた)ことに励まされ、新たな希望と元気が湧き出てきました。

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10月3日 審議会要請署名第1次分3296筆提出

 市外の人からも注目された住民投票! このままでは、昨年の住民投票が無意味になりかねない。考える会は、市民の意見を反映させた審議をしてもらうよう、10月14日から要請署名に取り組みました。要請項目は、次の2点です。

1、広く市民の声を聞く機会を設けてください。

2、市民のアンケートなど実施し、市民の意向調査を行ってください。

 多くの方のご支援・ご協力で、第1次分として10月3日(月)に3296筆の要請署名を提出しました。

 なお、同日の審議会で内野会長が辞意表明しました。この辞意に対する「考える会」の見解・意見表明は、近日中に発表させていただきます。