小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

なぜ山下市長は図書館建設について市民の声を聴かないのでしょう?

これは今の図書館建設についての出来事を時間にそって並べた図です。

(出典: 密室の中で進む建設計画  )

 

f:id:aoiumitosora7:20150926115014j:plain

 

緑色が市民意見を聞いた機会になりますが、

平成21年3月の基本計画策定まできめ細かに行われていた聴収が、

今の建設計画が活発になった平成26年4月以降、あまり行われておりません。

 

小牧市は次のように今後の予定を示しています。

(出典: 新図書館の建設|小牧市 )

 

f:id:aoiumitosora7:20150926115406j:plain

 

これは平成21年3月の「新小牧市立図書館建設基本計画」に準じていません。

 

「新小牧市立図書館建設基本計画」では「第10章 開館までの準備」として次のように明記しています。

開館まで、下記の項目について、それぞれ日程に基づき計画し、実行していきます。設計事務所の選定から、基本設計、実施設計の間に、市民から意見を聞く会を開きます

 

現在、小牧市が示している「新図書館建設の事業の流れ」の中に、「市民から意見を聞く会」は含まれていません。

 

基本計画では「開館までの準備」で最初に触れているのがこの「市民から意見を聞く会」です。基本計画がいかに市民の意見を尊重しようとしていたかが伺えます。

 

こうした面からも、現在の図書館建設計画は、民意によって練り上げられた「新小牧市立図書館建設基本計画」とは異なるものであると思わずにはいられません。

 

(出典: 新小牧市立図書館建設基本計画|小牧市 )

 

f:id:aoiumitosora7:20150926120531j:plain