私たちはA街区建設に 反対しているわけではありません
早いもので、新小牧市立図書館建設審議会は10月3日で第11回を迎えることになりました。建設場所は、現図書館、ラピオ、A街区の3案が出ていますが、委員が求める具体的な検討資料も提示されず、メリット、デメリットの検討もないまま、現在、審議会で「建設費40億円以上、A街区建設案」で審議がすすめられています。
私たち小牧の図書館を考える会はA街区建設に反対しているわけではありません。A街区も含め、検討できる具体的資料を基に、各案のメリット、デメリットをきっちり検討し、市民にも示して意見を聞くべきだと思っています。審議会にはアンケート予算もついています。
「市民の意見聞かない」から住民投票になった!
住民投票は、そもそも市民の意見を聞かないで市長が新図書館建設計画をすすめたことに対する市民運動が発端です。私たちは、市民の意見を反映させた審議をしてもらうよう、「審議会」に要請署名を取り組むことにしました。要請項目は次の2点です
1、広く市民の声を聞く機会を設けてください。
2、市民のアンケートなど実施し、市民の意向調査を行ってください。
図書館建設費や図書館の経費は税金で賄われています、それを負担している市民の役立つ図書館をつくるため、ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
【 なぜ 資料がないのに場所の議論できるの? 】
7月13日(第7回)の審議会で、内野会長から突然「建設場所どこが良いのか。建設場所はA街区か、現図書館か」と、ラピオが含まれていない提案に対し、多くの委員は「A街区」と発言。
その後、事務局から建設費など含めた比較資料は、7月27日(第8回)に提出された。
※ 建設費も含めて比較検討してほしい!それぞれの「案」のメリット、デメリット市 民に示してください
【 なぜ 事務局提出の資料A街区だけ46台なの ? 】
◆ 新図書館建設費用(市ホームページ参照)
基本計画の6,875㎡、地上3階建てを想定しての仮算出
改修費 坪60万円、新築費 坪166万円で算出
|
現図書館の改増築 |
現図書館新築 |
駅前A街区新築 |
ラピオ内改修 |
建設費用 |
約27.4億円 |
約35.3億円 |
約34.6億円 |
約11.4億円 |
|
解体7千万円含む |
|
|
|
新設台数 |
160台 |
160台 |
46台(地下式) |
0台 |
駐 車 場 整 備 費 |
約7.8億円 |
約7.3億円 |
約5.4億円 |
0円 |
地下式53台 地上立体52台など |
地下式45台 地上立体68台など |
残り114台分は周辺の市営駐車場の余裕台数を活用 |
ラピオ及び駅西駐車場活用で160台可能なため整備費不要 |
|
総事業費 |
約35.2億円 |
約42.6億円 |
約40.0億円 |
約11.4億円 |
※ A街区に160台の地下駐車場整備した場合の総事業費約54.1億円になります。
※ A街区だと駅西駐車場の130台分無くなるけど 本当に大丈夫?
【なぜ 駐車場資料3日間だけのデーターなのか?】
ピーク時の滞留台数が、114台以上余裕があった1年間の日数のデーターはないのか?
8月31日の審議会に出された「駅西、ラピオ、駅地下等の利用状況」の資料
平成27年7月10日~7月12日のピーク時の滞留台数
|
駅西(青空駐車) |
ラピオ |
駅地下 |
現図書館 最大利用台数 55台 利用可能台数 81台 |
金曜日(7/10) |
76台 |
294台 |
81台 |
|
土曜日(7/11) |
92台 |
336台 |
93台 |
|
日曜日(7/12) |
54台 |
322台 |
78台 |
|
収容可能台数 |
130台 |
475台 |
201台 |
※ わずか3日間の資料?なぜ一年間の資料出せないの?
【 なぜ 財政・財源問題議論しないのか ? 】
市民病院や学校建替えなど、これから大きな事業が控えています。市民から見れば市の財政問題は重要です。建設場所は事業費と密接に関係するだけに、財政・財源問題の議論は欠かせないと思います。
※ 我が家も財布の中身を考えて生活しているのに。市の財布は私たちの税金だから ね。