会員の声 誰だって新しい図書館がいい・・ でもA街区建設に反対する理由 中心市街活性化には ラピオに図書館を!!
ラピオ まだ50年以上使えます
ラピオビルは建築から22年を経過しているが、鉄筋コンクリート建物の法定耐用年数は50年(木造住宅は22年)であり、実質的耐用年数から考えれば今後50・60年使用できる建物である。
1995年小牧市によって建設された市街地再開発ビル、核テナントであったイトーヨーカ堂は2007年権利床を小牧市に売却して撤退、同年市費及び国庫補助金を導入し、大改装を行った。
現在、彦根市に本社を置く平和堂が1階及び2階の一部を使用し、3階が閉鎖,4階の一部にマンションのモデルルームが暫定的に入居している。運営は第三セクター小牧都市開発㈱が行っている。
総合小売店の業態変化
多層フロア型店舗→モール型店舗へ
複合ビル等の多層フロア型の総合スーパーは全国的に衰退しており、映画館などの娯楽施設、飲食店等も多数出店して、1日いても飽きない施設づくりが行われているモール型店舗、近くではワンダーシティmozo、エアポートウォーク、イオンモール長久手等が人気を集めている。
一方、大量消費・大量販売のコストコ(常滑、羽島)も守山区下志段味地区進出を伺い、イケヤ(長久手)は今年開店予定など、大きく小売業態が変わってきている。
人口の減少 人口は将来11万人を切る
小牧市の人口は、現在153,471人(2017.1/1)であるが、2060年には108,609人と予測され、現在の70%余りと急速に人口が減少するとされている。(小牧市の人口ビジョンより)
小牧の財政状況 厳しさ市民に正しく伝えていない
広報「こまき」の昨年3月1日号では「小牧市の財政は安定しています」と大きく報じていますが、市民があまり見ない、平成29年度予算編成方針では「本市の財政状況は徐々に厳しさを増し、限られた財源を最大限有効に活用する観点から、徹底した事務事業の見直しと経費の節減合理化を行うこととする」とし、財政状況の厳しさを正しく市民に伝えていません。
核テナント平和堂の動向
全面撤退か 2階部分退去の可能性大
一昨年、平和堂は春日井市内に2店舗を開店させたが、いずれも食料品に特化したスーパーであり、平家建で平面駐車場の店舗である。
小売店の業態、購買人口の減少、ネット販売の急速な増加等を考慮すれば、平和堂との賃貸借契約が切れるこの11月には、全面撤退若しくは2階からの撤退の可能性が高いと考えられる。
時代遅れなハコモノ行政の継続
孫子の代に大きなツケを残す
小牧市では54億円を投じた市庁舎建設そして300億円を超えると言われる市民病院を建設中であり、さらに40億円を超す図書館建設は、急速な人口減少、高齢化が進む中では、孫子の代に大きなツケを残すことになります。
小牧市民としてラピオの廃墟化はどうしても避けたいと考えます。小牧市の将来を考えるとA街区に40億円以上を投じての新図書館建設は無謀であり、再開発ビル『ラピオ』の健全化を図ることが最重要と思います。