小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

梅澤幸平氏懇談会 小牧市中部公民館で開催しました。

6月13日(土)小牧市中部公民館で梅澤幸平氏(元滋賀県立図書館長)をお招きし、講演&懇談会を開催しました。

講演内容の一部をご紹介いたします。

「図書館はなぜ、無料なのか?住民から見た図書館の姿とは?

図書館は人集めの人寄せ看板ではない。

そして、図書館は住民の知る権利、社会人になってからも成長していくための学習の権利を保障する場である。市民の知的可能性を育成し、同時に文化を伝承していく宝庫でもある。図書館司書&館長は「本」の素晴らしさを子ども・住民に伝える「専門職の知識向上意識」が必要。指定管理制度では、短期的または不安定な雇用形態となり、長期的視点での運営や人材育成などの継続性は望めません。」

梅澤氏のご経験&エピソードを踏まえ、今、図書館のあるべき姿が揺らぎ、変化していくことへ警鐘を鳴らし、図書館が住民の社会的成長の場である役割を継承していくことの大切さを話して頂きました。

その後、懇談会では、一般の参加者から色々な質問がありました。1つ1つの質問に対して、梅澤氏の見解を述べて頂き、熱い懇談会となりました。

以下、当日の資料を添付いたします。

尚、梅澤幸平氏著「図書館からの贈り物」(発売元:(株)紀伊國屋書店

 小牧の図書館で借りられます。是非、読んでみて下さい。素晴らしい内容です。

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