「瀬戸内市のまちづくりと図書館」講演 約80名の参加で盛況に終わる
7月24日(日)13時半より小牧勤労センター大研修室で、岡山県・瀬戸内市民図書館もみわ広場嶋田学館長を招いて「瀬戸内市のまちづくりと図書館」の講演を約80名の参加で行いました。
◆ 嶋田館長の講演の要旨は以下の通りです。
- 「持ち寄り、見つけ、分け合う広場」をメインコンセプトに、7項目の指針に整理した。
- 市民に投げかけたり、市民の声を取り入れた基本計画つくり
- 市民がつながり地域を活気づけるための場つくり
- まちの魅力を発見し郷土文化の継承と発信のための場つくり
- まちつくりにおける図書館の役割
などを示し、市民と12回のワークショップを行なった。
若者が自ら、全校アンケートに取り組む
中学・高校生から「私たちの意見も取り入れて欲しい」の声が出て、公募したら14名参加し4回議論した。中高生から「私たちだけでなく多くの生徒の声を聞きたい」となり、3中学校の全校アンケートに取り組み、アンケート結果を基に数点『新図書館』に取り入れた。また、「年代別としょかん未来ミーティグ」、「私の図書館利用の自慢話」などを実施した。
市民が判断できる情報をどれだけ提供できるか
図書館建設で大切な点は「市全体を考えた計画で、地域の特性に合ったものであること」「市民が判断できる情報を行政がどれだけ提供できるか」である。
これからの図書館運営で大切なことは、「行政施策との連携を潤滑に図れるか」「市民協働による図書館運営を図れるか」「教育機関としての独立性を担保できるか」「知る権利、学習する権利を保障できるか」が求められている。
地域と図書館を元気にする図書館ネットワークが求められると、結ばれた。
総会で活発な意見が続出
傍聴に行こう 電話などで意見いおう!
講演終了後、小牧の図書館を考える会の総会に「活動報告、今後の方針」「図書館建設審議会の報告」「会計報告」を提案した後、意見交換しました。
◆ 主な意見の紹介
・審議会に任せてよいのか不安だ
・審議委員は『なぜ住民投票になった』のか原点を忘れているのではないか
・アンケートに否定的な人いると聞くが審議委員には市民の意見を聞いてほしい
・第7回審議会では、建設場所をA街区か現在の本館の場所の2択で委員に意見を 聞いた。資料も示さないでいきなり委員に答えさせるような進め方はおかし い。私は市に抗議電話した
・会のブログ記事早く載せて欲しい。情報が遅い
・会の基本方針は納得できるので、会としてもっと宣伝すべき
などが出ました。
会として、①基本方針を広く知らせる。②アンケートなど市民の声を聞く。③審議会の傍聴に参加しよう。④市に電話・メール等で意見を言おう。⑤市民が判断できる資料を出させよう、など確認し合いました。
なお、山下市長、安藤教育長、議員、審議会委員などにご案内はお送りさせていただきました。
多くの皆さんから ご指摘・ご意見お待ちしています
講演する 嶋田館長