小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

考える会以外の市民の活動をお知らせします

 図書館問題について、私たちの会以外の市民や市民団体の活動をお知らせします。

回答から見ても「審議会で市民意向調査」実施を

 「平和で住みよい小牧をつくる会」(市内の労働組合や民主団体で構成)が、10月5日に小牧市長に72項目の「市民要求」を提出し、11月18日に回答がありました。

 その資料で、図書館関係の要求と回答は次のとおりでした。

 要求

市として「建設位置、建設費、運営方法など」の資料を、新図書館建設審議会で提示して市民が判断できる「メリット・デメリット」を慎重審議し、市民の意見を十分聞く方法(アンケート、説明会など)を行い、新図書館建設をすすめて下さい。

 回答

【新図書館建設推進室】 新図書館建設審議会の審議資料については、審議会の求めに応じるとともに、審議会の審議内容や状況を見ながら必要かつ適切な資料を提出していきたいと考えております。

なお、市民アンケートにつきましては、審議会において、今後の審議の参考資料として必要とされた場合に、実施できるよう予算を確保しており、その旨を第1回審議会にて説明させていただいております。

 回答内容を見ると、山下市長の考えは「市民アンケートは、審議会が必要とされたら実施して下さい」と読めます。反対に、審議会が必要ないとしたら実施しないとも読めます。

2009年の時は、市民アンケートなど実施して市民の意向に踏まえ「新図書館建設基本計画」を決めました。今回の審議会においても、「図書館建設に向けて市民アンケートなどの実施項目を入れ、市民の意向を踏まえた最終答申」を示されることを望みます。

議員派遣は議会の独立性を侵す

   旅費等の返還を求め住民が監査請求

 12月6日市民6名から「新図書館建設審議会会長問題」で、市長、教育長と一緒に「東京への議員派遣は、議会の独立性を侵す」として、地方自治法第100条第13項などに違反するので、旅費など約6万4千円を返すよう求める住民監査請求が出されました。

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中立性を無視した住民投票時の

広報紙等の経費約296万円の返還を求める裁判 

 昨年12月22日、市民の方々による「小牧市の新図書館建設計画の賛否を問う住民投票で、市が全戸配布した『広報紙や説明会等の経費約296万円の返還請求』の住民監査請求」が却下されました。

 却下されたため、「広報紙や説明会等の経費約296万円の返還を求める」裁判に訴えて、いま法廷で争われています。

公判日 1月30日(月)午前10時40分から

       名古屋地方裁判所(中区)