小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

『現小牧市立図書館の建物についての勉強会』のご案内

11月14日(土)午後1時30分~3時30分

ラピオ4階 多目的室2(小牧駅西)

参加費:無料

 小牧市は9月議会で、新図書館開館後、現小牧市立図書館を取り壊すことを発表しました。

 このたび、現小牧市立図書館の設計にかかわられました、西尾貞臣氏(元小牧市議会議員 現㈱アトリヱ修羅代表)をお迎えし、図書館ができた背景、当時10万人ほどの小さな街の図書館を東京の象設計集団が設計したことなどのお話をお聞きしたいと思います。

 私たちは、現小牧市立図書館を取り壊すにしても、利活用するにしても市民の意見を聞いて決めてほしいと考えています。

勉強会を開催いたしますので是非ご参加ください。

【学習会チラシ】

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山下小牧市長の資質が問われる破廉恥行為

山下市長に「図書館を語る資格」があるの?

 10月7日発売の週刊ポストに山下史守朗小牧市長の市長としての資質を問われる破廉恥行為の記事が掲載され、朝から市役所にマスコミが押し寄せ、テレビカメラも入り市の職員は対応に追われていたそうです。

 山下市長は7日午後、記者を集めて会見を開いたと聞いたので、夕方のテレビ放映を見るのにチャンネルを回したのですが、どこも放映がありませんでした。それでも8日の朝刊には出るだろうと、中日新聞をくまなく探しましたが、記事が載っていません、書いたのは読売新聞一紙のみでした。

 その記事には、「書かれている内容は、すべて事実無根。わたしは法に触れるようなことは一切していない。弁護士と相談して法的な措置も検討したい」「問題のあった名古屋のクラブにも行っていないし、女子大生とSNSのやりとりもしていない」と、山下市長は全面否定したと書いてありました。

 それにしても取材したテレビ局は放映しないし、他の新聞社はなぜ書かないのでしょうか。中日新聞の小牧支局へ問い合わせたら、現場の記者は原稿を書いたけど本社編集部の方針で止められたとのことでした。

 なぜ止めたのでしょうか、ポストの記事が真実かどうかは別にして、「記事が出た」そのことで「市長が弁明会見した」のは事実なので取材した新聞社が書かないというのはどういうことでしょうか。

 11日は臨時議会を傍聴しましたが、議会はポストの記事には触れることなく30分程で終わりました。

 ポストの記事は市長だけの問題ではありません。住民投票で全国に「市民の良識」を知らしめた小牧市と、小牧市民が今回はこんな「不名誉な記事」で知られることになってしまったのです。

山下市長に抗議するも説明なし!

 「図書館を考える会」は三人で市長へ抗議に行きました、対応した駒瀬秘書政策課長の「市長のプライベートのことなので・・・」という言葉に私たちは唖然としてしまいました。

 市長は公人であり、私人ではありません、今回の件はプライベートだからと済ませる問題ではないはずです。市長は市民に対して説明責任があります。

 16日の臨時議会は、なんと本会議場の扉を開けたら満席。最前列の記者席も空席がありませんでした。ポストの記事で三人の議員が質問。しかし、市長は何を質問されても返答は「事実無根です。弁護士と名誉棄損、法的措置を含めて相談しているところです」しかし「仮にこのことが事実であるならば責任をとって身を処する考えです」と言いました。

 多数のマスコミが取材に来ていたから報道するのではと、期待してその日の夕方のニュースを見ていましたが、どこの局も放映しませんでした。

 翌17日の中日新聞朝刊には「〝臨時会を再開人事案に同意″の見出しで、中身は各委員会などの構成を決め、閉会した。」と出ました。議会報告の記事としても、とても不十分な記事でした。なぜなら、議会は委員の構成を決めた後、週刊ポストの記事の件で三人の議員と市長との質疑応答があったからです。傍聴に行かなかった読者にはそれが知らされなかったのです。報道の意味が問われるできごとではないでしょうか。

 この件についても中日新聞に問い合わせしましたが、納得いく答えは得られませんでした。

いまだに 抗議も告訴もしていない山下市長!

 ポストの記事が出てから二週間以上たちます。記事に対しての「抗議も告訴もしていない」とはどういうことでしょう。山下市長、事実無根ならまず小学館へ至急抗議をするべきです。速やかに小牧市民の名誉を回復してください。

 いまだに抗議も告訴もしていない山下市長に「図書館を語る資格」があるのでしょうか?。「小牧の図書館を考える会」は、24日(木)山下市長には抗議書、市議会議長には要請書を提出してきました。

 私たちは「住民投票で市民の良識」を示した市民として、この「不名誉な汚名」をまだ知らない市民にも知らせ、みんなで汚名回復していきたいと思います。

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抗議書・要請書提出後の経過

 市長及び市議会議長あて10月24日付「小牧の図書館を考える会」の「ポスト報道記事についての抗議書・要請書」への回答

* 市長への抗議書に対する秘書政策課の回答

 現在、担当者が出張中で、わからない。10月中に返答のコメントがあったかどうかも不明である。担当者が戻り次第連絡をするが、今日戻らなければ週明けになってしまうかもしれない。

→ 「なるべく早く連絡をください。」と、言っておいた。

 * 担当者より再回答

 「市長には抗議・要請については伝えてあるが、まだ返事がない。」「今後、市長が回答するのかしないのかも、現段階では不明である。」よって、「(回答するかどうかなどの)状況がわかりしだい再度連絡をする。」

 どうも、回答しないような気がするが、再度連絡をするということだったので、待つこととした。

* 市議会議長への要請書に対する議会事務局の回答

 「現在議員の中で、市長スキャンダル報道について、今後どう対応するか検討しているところである。確約はできないが、一般的にはその検討項目の中に、今回の要請の内容も含まれていると考えられる。」

→ 「上記の回答について、『会』に伝えるが、そこで『この回答では不十分』ということになれば、また連絡をさせてもらう。」と、言っておいた。

◆ 山田美代子共同代表から猪飼健治共同代表に代わりました。

山下市長への抗議文書

                       2019年10月24日

 小牧市長 山下 史守朗 様

         小牧の図書館を考える会共同代表 渡辺 育代

                         猪飼 健治

                     連絡先 77-9374 

  週刊ポスト掲載記事について説明責任を求める抗議書

 10月7日発売の週刊ポストに、山下市長の公人にあるまじき破廉恥行為の記事が掲載されました。このことについては、市長ばかりか、小牧市及び小牧市民が全国的に不名誉に晒され、辱めを受けています。

 10月16日、臨時議会で三人の議員から質問された市長はこの記事を全面否定し、「ポストに掲載された記事について、法的措置を取ることを弁護士と相談している。」「事実であるなら責任をとって身を処する。」と答弁されました。速やかに法的措置を取り、市民に身の潔白を証明することを求めます。

 以上の趣旨に基づき、10月31日(木)までに下記事項に対して回答して下さるようよろしくお願い申し上げます。

           記

 1、ポストの告発報道に関して、市民に対して直接の説明責任を果たすこと。

 2、告発報道が事実でないというなら、週刊ポスト及び小学館に対してすぐに抗議書面を出し、市民に公表すること。

 3、告発報道が事実でないというなら、週刊ポスト及び小学館に対してすぐに法的措置を取り、市民に公表すること。

 

これからの図書館 最近の問題点の学習会!!

 5月1日の市広報に新図書館建設もう進んでいますと、大々的にでてました。図書館を考える会の世話人会で、これからの図書館、最近の問題点と言うことで学習会を行います。

第1回  5/22  午後1時半 ラピオ研修室1

  「図書カードとマイナンバー」

第2回  6/12  午後1時半    図書館視聴覚室

   「新図書館の中身について」

参加は自由です。多くのみなさんのご参加をお待ちしています

17日「こども未来館 設計委託等契約疑惑」の要望書 山下市長に提出

 17日(水)山下市長に、こども未来館 設計委託等契約疑惑に対して

『第三者調査委員会』を設置して公平中立な調査を求める要望書を提出しました。

  市長公室に提出に出向きましたが、市長及び幹部職員が不在のため、秘書政策課の職員の方に手渡しました。

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 要望書です

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税金無駄使いの「山下市政に」多くの市民立ち上がる!

 「小牧市政を考える会」は6月24日以後「小牧市政をかえる会」として発足しました。呼びかけ人には幅広い市民の人が名乗りを上げました。「図書館を考える会」の共同代表、山田さんも呼びかけ人になっています。

 「小牧市政をかえる会」は、A街区の高額な図書館建設、図書館を入れさせないためのラピオの思いつきの「こども未来館」に反対している人たちが集まっています。三年前の住民投票で否決されたにもかかわらず、市民の意見に耳を傾けようともせず、ました。

 私たちの会の粘り強い活動が広がりました。「小牧市政をかえる会」には個人的にそれぞれが参加しています。

 これから先の10年、20年後は人口が減り、高齢化が進みます、災害も心配です。税金は市民が安心して暮らせるように、無駄なく使ってほしいと思うのは当然のことです。

「こども未来館」どんなことになっている?

 今、山下市長の進めている「こども未来館」がどんなことになっているのか、「図書館考える会」の会員さんがわかりやすく、ステキな漫画にしてくれました。

 知れば知るほど、ラピオの「こども未来館計画」はずさんで税金無駄使いの計画です。多くの市民に知らせて止めなくてはいけないと思います。市民の意見に耳を傾けない市長には、もう一度住民投票をやるしかないですね。みなさん、ご一緒に頑張りましょう。

会員作成の漫画です!

ラピオの設計業務で不可解な契約???

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6/24(日)「小牧市民のつどい」約400名参加

 6月24日小牧市勤労センターで「小牧市民のつどい」が開催され,約400人(主催者発表)の市民が集まりました。小牧市政の現状について5人の人が発言しました。私も図書館問題で発言しました。

 「つどい」では山下市政が進めている税金の無駄遣い政策について、会場からも批判が相次ぎました。山下市長が市民の声に聴く耳を持たないのは、図書館建設だけではありませんでした。この集会に参加して、私たちはA街区図書館建設を来年2月に止められると、確信しました。

 「市民のつどい」での発言      渡辺 育代

 小牧の図書館を考える会の共同代表をしております、渡辺です。小牧市立図書館建設についてお話しさせていただきます。

 住民投票から3年たちました。住民投票の翌年4月から審議会が開催され、昨年2月に答申がでました。市が選んだ審議委員の方の中には「私は、図書館へ行ったことがない」と、審議会の場で言う方もいました。出された答申の中身は、「建設場所はA街区が良いという意見が多かったが、建設においては市民の声を聴いて進めるように」「運営は市直営が良い」というものでした。

 山下市長は「市民を代表する審議委員の多くが、A街区建設が良いと言っているので、答申を尊重して図書館はA街区に建設します」と、自分の都合の良いところだけを取って進めてきました。今回は市議会も市長に追随しました。

 今回、山下市長が進めている図書館は、駐車場、周辺整備を入れると、50億円掛かるという建設費です。これは、住民投票の時の建設費を、上回る建設費です。図書館は一度つくると50年は持つといわれています。市長が進めているA街区の図書館建設は維持費が年間、2億円かかるそうです。50年で100億、建設費と合わせると150億円掛かるといわれています。これでは子どもや孫の世代まで税負担が掛かってくることになります。そんな図書館は望んでいません。

 これからは人口が減り、高齢化も進むと言われている時に、とんでもないことだと思います。

 そもそも住民投票は、市長が市民の意見を聴かないでA街区図書館建設を進めるので、「止めるには、もう住民投票しかない!」と、みんなが思ったからでした。私たち図書館を考える会は、現在進めているA街区図書館建設について、「答申を尊重し、市民の意見を聴いて進めてください」と、昨年6月から今年2月までに10.185筆の署名を集め、山下市長へ届けましたが、聴く耳を持つ市長ではありませんでした。3月に市議会へも請願を出しましたが、反対多数で、否決されてしまいました。

 私たちが図書館に求めているのは、子どもからお年寄りまで利用でき、居場所があること。歩いたり自転車で行ける、地域にある分館こそ充実してほしいと思っています。本来は中学校区に1つあるのが理想ですが、図書の貸出、返却などの取り扱いができるところがあると良いと思っています。

 皆さん、図書館で一番大事なものはなんだと思いますか。

 図書館で一番大事なものは「人」です。丁寧な言葉での応対ではなく、自分の聞きたいこと、調べたいこと、探している本などに丁寧に、的確に対応してくれる職員です。司書資格があって、仕事の積み重ねがいるのです。それには非正規の人でも市が直接雇い入れ、研修も正規の人と同じようにする必要があります。

 二番目に大事なものは資料(本)です。豊富で常に新しいものが入れ替わっていること。建物は最後です。どんなに立派な建物を建てても、手軽に行けなければ利用できません。

 また、A街区は130台停められる青空駐車場、市民の駐車場です。地下駐車場はいやだと言う人が多いですよね。私も苦手です。これが無くなると駅周辺のお店や、ラピオ通り商店街の人や、そこで買い物する人はほんとうに困ります。山下市長は賑わいのためにA街区図書館建設を進めていますが、これでは駅周辺で買い物する人も減り、賑わいどころか、賑わいが無くなるのではないでしょうか。

 市の職員も審議会で報告していましたが、図書館本館は耐震も大丈夫だそうです。リニュアル、増設もできます。ラピオの空床を利用すれば建設費や維持費も少なく、早くつくれます。

 ところが、山下市長はラピオに図書館を入れさせないためか、急に「こども未来館構想」を発表し、これにも24億円を掛けるそうです。「こども未来館」については、私の次に話される岡本さんから詳しく聞けると思います。

 私たちは税金を有効に使って、みんなが利用しやすい図書館を望んでいます。

 市民の意見も聞かない、答申も尊重しない、子どもや孫の世代にも税負担がいく、山下市長が進めるA街区の図書館建設は反対です。 

 現在、図書館建設は5月の広報でも宣伝していましたが、実施設計を進めています。でも、まだ止められます。住民投票で止めた時は、実施設計に入っていました。

山下市長に言いたいです

「市民の力をバカにしてはいけません!」と

 私たちの利用しやすい図書館建設を実現するため、みなさんとご一緒に頑張りたいと思います。

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会員の声                 「小牧市 文化財保護法違反の疑い」

 6月6日付けの新聞記事によれば、国指定の『史跡 小牧山』で小牧市・みどり公園課が文化財保護法に基づく現状変更の許可を受けずに約250本を伐採し、ヤマザクラ等の苗木を植えたとのことです。

千田嘉博奈良大学教授(城郭考古学者)

           ツイッター

 小牧市は「小牧山課を設置し、信長の小牧山城をシンボルにしたまちづくりを進めている」と聞きます。『読売新聞』がスクープした「小牧市の植樹」によって毀損した小牧山城の遺構は、永久に失われました。小牧市は、今回の毀損行為を猛省して、史跡を大切にする整備・活用を肝に命じてほしいと願います。」

小牧市文化財保護法を守った史跡整備を実施できる体制」になるには、城郭考古学の成果にもとづいて「学術性を尊重する」意識を、市職員が広く共有する必要があります。新聞記事では、小牧市は反省していない由。どこかの大学のように身内の組織の理屈で何とかなると考えているのでしょうか。』とツイートされています。

役所の風通しがよければこんなことに

 小牧市教育委員会には、小牧山城を発掘されてきた小野友記子さんもお見えになり、役所の風通しがよければこんなことにはならなかったと思います。

 山下市長はじめ小牧市行政に、文化財の重要性・大切さや『不具合』が生じているようです。

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