小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

山下小牧市長の資質が問われる破廉恥行為

山下市長に「図書館を語る資格」があるの?

 10月7日発売の週刊ポストに山下史守朗小牧市長の市長としての資質を問われる破廉恥行為の記事が掲載され、朝から市役所にマスコミが押し寄せ、テレビカメラも入り市の職員は対応に追われていたそうです。

 山下市長は7日午後、記者を集めて会見を開いたと聞いたので、夕方のテレビ放映を見るのにチャンネルを回したのですが、どこも放映がありませんでした。それでも8日の朝刊には出るだろうと、中日新聞をくまなく探しましたが、記事が載っていません、書いたのは読売新聞一紙のみでした。

 その記事には、「書かれている内容は、すべて事実無根。わたしは法に触れるようなことは一切していない。弁護士と相談して法的な措置も検討したい」「問題のあった名古屋のクラブにも行っていないし、女子大生とSNSのやりとりもしていない」と、山下市長は全面否定したと書いてありました。

 それにしても取材したテレビ局は放映しないし、他の新聞社はなぜ書かないのでしょうか。中日新聞の小牧支局へ問い合わせたら、現場の記者は原稿を書いたけど本社編集部の方針で止められたとのことでした。

 なぜ止めたのでしょうか、ポストの記事が真実かどうかは別にして、「記事が出た」そのことで「市長が弁明会見した」のは事実なので取材した新聞社が書かないというのはどういうことでしょうか。

 11日は臨時議会を傍聴しましたが、議会はポストの記事には触れることなく30分程で終わりました。

 ポストの記事は市長だけの問題ではありません。住民投票で全国に「市民の良識」を知らしめた小牧市と、小牧市民が今回はこんな「不名誉な記事」で知られることになってしまったのです。

山下市長に抗議するも説明なし!

 「図書館を考える会」は三人で市長へ抗議に行きました、対応した駒瀬秘書政策課長の「市長のプライベートのことなので・・・」という言葉に私たちは唖然としてしまいました。

 市長は公人であり、私人ではありません、今回の件はプライベートだからと済ませる問題ではないはずです。市長は市民に対して説明責任があります。

 16日の臨時議会は、なんと本会議場の扉を開けたら満席。最前列の記者席も空席がありませんでした。ポストの記事で三人の議員が質問。しかし、市長は何を質問されても返答は「事実無根です。弁護士と名誉棄損、法的措置を含めて相談しているところです」しかし「仮にこのことが事実であるならば責任をとって身を処する考えです」と言いました。

 多数のマスコミが取材に来ていたから報道するのではと、期待してその日の夕方のニュースを見ていましたが、どこの局も放映しませんでした。

 翌17日の中日新聞朝刊には「〝臨時会を再開人事案に同意″の見出しで、中身は各委員会などの構成を決め、閉会した。」と出ました。議会報告の記事としても、とても不十分な記事でした。なぜなら、議会は委員の構成を決めた後、週刊ポストの記事の件で三人の議員と市長との質疑応答があったからです。傍聴に行かなかった読者にはそれが知らされなかったのです。報道の意味が問われるできごとではないでしょうか。

 この件についても中日新聞に問い合わせしましたが、納得いく答えは得られませんでした。

いまだに 抗議も告訴もしていない山下市長!

 ポストの記事が出てから二週間以上たちます。記事に対しての「抗議も告訴もしていない」とはどういうことでしょう。山下市長、事実無根ならまず小学館へ至急抗議をするべきです。速やかに小牧市民の名誉を回復してください。

 いまだに抗議も告訴もしていない山下市長に「図書館を語る資格」があるのでしょうか?。「小牧の図書館を考える会」は、24日(木)山下市長には抗議書、市議会議長には要請書を提出してきました。

 私たちは「住民投票で市民の良識」を示した市民として、この「不名誉な汚名」をまだ知らない市民にも知らせ、みんなで汚名回復していきたいと思います。

f:id:aoiumitosora7:20191102164052j:plain

抗議書・要請書提出後の経過

 市長及び市議会議長あて10月24日付「小牧の図書館を考える会」の「ポスト報道記事についての抗議書・要請書」への回答

* 市長への抗議書に対する秘書政策課の回答

 現在、担当者が出張中で、わからない。10月中に返答のコメントがあったかどうかも不明である。担当者が戻り次第連絡をするが、今日戻らなければ週明けになってしまうかもしれない。

→ 「なるべく早く連絡をください。」と、言っておいた。

 * 担当者より再回答

 「市長には抗議・要請については伝えてあるが、まだ返事がない。」「今後、市長が回答するのかしないのかも、現段階では不明である。」よって、「(回答するかどうかなどの)状況がわかりしだい再度連絡をする。」

 どうも、回答しないような気がするが、再度連絡をするということだったので、待つこととした。

* 市議会議長への要請書に対する議会事務局の回答

 「現在議員の中で、市長スキャンダル報道について、今後どう対応するか検討しているところである。確約はできないが、一般的にはその検討項目の中に、今回の要請の内容も含まれていると考えられる。」

→ 「上記の回答について、『会』に伝えるが、そこで『この回答では不十分』ということになれば、また連絡をさせてもらう。」と、言っておいた。

◆ 山田美代子共同代表から猪飼健治共同代表に代わりました。

山下市長への抗議文書

                       2019年10月24日

 小牧市長 山下 史守朗 様

         小牧の図書館を考える会共同代表 渡辺 育代

                         猪飼 健治

                     連絡先 77-9374 

  週刊ポスト掲載記事について説明責任を求める抗議書

 10月7日発売の週刊ポストに、山下市長の公人にあるまじき破廉恥行為の記事が掲載されました。このことについては、市長ばかりか、小牧市及び小牧市民が全国的に不名誉に晒され、辱めを受けています。

 10月16日、臨時議会で三人の議員から質問された市長はこの記事を全面否定し、「ポストに掲載された記事について、法的措置を取ることを弁護士と相談している。」「事実であるなら責任をとって身を処する。」と答弁されました。速やかに法的措置を取り、市民に身の潔白を証明することを求めます。

 以上の趣旨に基づき、10月31日(木)までに下記事項に対して回答して下さるようよろしくお願い申し上げます。

           記

 1、ポストの告発報道に関して、市民に対して直接の説明責任を果たすこと。

 2、告発報道が事実でないというなら、週刊ポスト及び小学館に対してすぐに抗議書面を出し、市民に公表すること。

 3、告発報道が事実でないというなら、週刊ポスト及び小学館に対してすぐに法的措置を取り、市民に公表すること。