山下市長に「審議会の進め方」に対し 申入書提出
第7回の審議会を傍聴した有志で、小牧市長に対し「第7回新小牧市立図書館建設審議会の進め方に対する申入書」を、昨日提出しました。7月26日までに文書で回答を求めました。回答があり次第掲載させていただきます。
◆ 図書館に関するイベントなど
7月24日(日)13時半~ 小牧勤労センター(主催:小牧の図書館を考える会)
7月27日(水)午前10時~ 市役所東庁舎5階大会議室
新図書館建設審議会
8月3日(水)13時半~ 中部公民館(主催:住民監査請求代表者)
新図書館建設についての報告会
8月6日(土)14時~ ラピオ・あさひホール(主催:小牧市教育委員会)
講演「図書館から始まる新しい学びと出会い」
8月9日(火)午前10時~ 市役所東庁舎5階大会議室
新図書館建設審議会
8月31日(水)午後1時30分~ 市役所本庁舎6階601会議室
新図書館建設審議会
疑問だらけの新図書館建設審議会 資料説明もなく いきなり「建設場所」の意見聴取
小牧の図書館を考える会共同代表 山田美代子
7月13日(水)第7回審議会における「議事(2)」は、建設場所についてでした。これに関する資料は第6回に3か所の「現図書館及びA街区の現況図そしてラピオ全フロアーの平面図」が出されました。
しかし、その資料の詳しい説明は一切なく議論もなし。いきなり、内野会長は当日出席の18名の委員に対して「建設場所はどこにするのが良いか?『A街区か、現図書館か』順番に手短に答えてください」と。
あれ?なぜ『ラピオ内』がないの?
ラピオ内が良いとの意見もありましたが、12名がA街区と答えました。渡辺委員は「もっと市民の声を聞いてください。どうして住民投票になったのか?パブリックコメントは読みましたか?」と、図書館を考える会が今まで聞いてきた市民の意見やアンケートの結果も述べました。
それに対し「そんなアンケートは偏っている」とか「渡辺委員はこの審議会を『侮辱』するのか」などの発言が飛び出し、一時、成瀬委員と渡辺委員のバトルになりました。
そもそも、最初からこの審議会の進め方に問題があったので、お互いの意見を相容れない議論となりました。
「図書館の中身より駅前に建てたい」委員と
「建設費用も含めて図書館の中身が大事」の委員
はっきり言って、「図書館の中身はどうでもよく、早く駅前に建てたい」成瀬委員、「図書館の中身が大事、建物ばかりに税金を使ってほしくない」渡辺委員。
いろいろな図書館を見学して「あーしたい、こうではなくて」と意見が次から次に出されていますが、果たして「市民の声を活かした市民のための図書館」が実現できるのでしょうか。駅前に『ステキな図書館』が立ちました。でも予算が足りなくなったので「本が買えませんでした。人件費が削られました」とならないか心配です。
小牧市民が望んでいるのはどんな図書館でしょうか。今後の審議会に望むことは、少し後戻りするかもしれませんが、現在の本館・分館含めた小牧市全体の図書館の問題をしっかり把握し課題を出したうえで、小牧にとって『どんな図書館がふさわしいか』を議論してほしいと思います。
図書館に一番大事なものは「本と人」
次回の審議会には、新たな資料が出されます。現図書館、A街区、ラピオ内、それぞれの場所に図書館をつくった場合の「建設費、メリットとデメリットなど」。このことは、小牧の図書館を考える会が、審議会の始まる前から市側に申し入れをしていました。これで、やっと本当の意味で審議会のスタートだと感じます。
図書館に一番大事なものは「本と人」。このことをお忘れなく‼
埼玉県上尾の図書館を考える会結成総会に 小牧の取り組みの報告 160名以上参加
埼玉県上尾市でも、市長の市民の意見聞かないで「トップダウン」の新図書館建設に対し「上尾の図書館を考える会」を立ち上げた。
16(土)17(日)上尾の夏まつり中なのに、日曜の午前中に上尾コミュニティセンターで160名以上が参加して「上尾の図書館を考える会」を結成し、市長の提案に「賛成か反対か」の市民の声を活かした「住民投票」に取り組むことを決めました。
みなさん、家を買う場合「場所、金額や間取り」など家族で話し合って決めませんか。家族=市民の声を聞いて決めてほしいとだれでも思いませんか。結成集会に、参考になるかどうかわからないが、小牧の「住民投票の取り組み」を報告させていただきました。
なぜ? 市民の声聞いて進めないのかなぁ~
なぜ、市民の声聞いて進めないのかなぁ~。行政って市長のものでなく、市民のものなのになぁ~。市民が主人公実現したいなぁ~。
なお、東京新聞の記事を掲載させていただきます。
皆さんのご意見お待ちしています
◯ 新図書館建設計画審議会を傍聴しましょう
「新図書館建設計画」を議論している審議会も、6回目を迎え重要な局面に入ってきました。6月29日(水)午後2時から市役所本庁舎6階・601会議室で行われる審議会では「第6章 新図書館の資料収集目標」と「第7章 新図書館の建設計画」が議論される予定です。
◯ 学習会&総会
7月24日(日)13:00~ 小牧勤労センターで
岡山県瀬戸内市民図書館長の嶋田学さんを招いて「瀬戸内市のまちづくりと図書館」の講演を行います。
嶋田氏は、1987年豊中市立図書館をはじめ、滋賀県内の図書館など勤務された後、2011年4月から、瀬戸内市の武久顕也市長が提唱する「図書館には『人づくり』という、地域文化・教育の向上、図書館職員と併せた図書館利用者や市民の人材育成といった学習の視点が含まれ、これこそが図書館の重要な役割である」という思いに答え瀬戸内市の新図書館開設準備室長として「持ち寄り・見つけ・分け合う広場」をメインコンセプトに、瀬戸内市民図書館の開館(今年6月1日)準備から関わってきた方です。
市民のみなさ~ん!
小牧の図書館つくりをご一緒にすすめましょう!
市民のみなさんと共に、「学び合い、語り合い、市民による市民のための図書館」を築くため、「学習会&総会」を行います。
参加費無料です。講演だけの参加もできます。
ただし、会場の関係で定員が100名です。
ぜひ、ご参加していただき、あなたのご意見をお聞かせ下さい。
小牧図書館の「課題を出して」と言うが 現状及び体制など説明がないと わからないのに ? ?
新図書館建設審議会が4回開催され、第4回審議会に各委員は「小牧図書館の課題を出して下し祭」と連絡がありましたが、「何が課題か?」を出すには、現状がどうなっているのかなど判らない中で「課題を出す」のは非常に難しいのではないでしょうか。
一例として「ここ数年どのような市民の声があったのか、検討結果はどうしたのか」など報告あれば、課題は見えてくる。渡辺代表は「市民の声をここで出していただくことはできるでしょうか」の質問に、次回以降に出しますとの答弁がありました。
また、別の委員から「小牧市図書館の全体を考えていく視点が冒頭の大きな考え方に必要」、「本館と分館をそれぞれ充実させ」などの意見が出ましたが、審議会に「本館と分館、近隣自治体の図書館、小・中・高校・大学等との連携に向けた体制(連絡・調整・協議など)と現状」がどうなっているのかの説明・報告がされていません。
現状及び体制の説明・報告を申し入れする
6月2日、事務局に対し「現在の図書館行政や業務委託の現状をもう少し詳しい説明がないと課題はつかめにくく、次のことについて資料など示して説明を」と、申し入れしました。【下記資料参照】
みなさん 審議会の傍聴に行きましょう
第 5回 6月 6日(月)午前10時~ 本庁舎6階 601会議室
第 6回 6月29日(水)午後2時~ 本庁舎6階601会議室
第 7回 7月13日(水)午後1時30分~ 東庁舎5階大会議室
第 8回 7月27日(水)午前10時~ 東庁舎5階大会議室
第 9回 8月 9日(火)午前10時~ 東庁舎5階大会議室
第10回 8月31日(水)午後1時30分~ 本庁舎6階601会議室
市内6カ所で「市民学習交流会」行った
4月13日に第1回目の図書館建設審議会が行われ、いよいよ図書館建設が始まります。20日から27日にかけて6回の学習交流会を持ちました。参加した方からは「今度こそ利用者の意見を取り入れた図書館建設を」の思いが伝わってきました。
みなさんの思いを審議会で発言し、その実現に取り組みます。シール投票の結果も載せてあります。みなさん、積極的なご意見をお待ちしています。
5月11日(水)10時から小牧市役所大会議室で
「新図書館建設審議会開催」みなさん傍聴しましょう
市民の方々との学習交流会でのご意見
中間報告で、そのチラシを掲載します。拡散や印刷して活用して下さい。
6か所でのご意見などは後日掲載させていただきます。