小牧の図書館を考える会

平成26年4月に 小牧市の 山下史守朗市長は 「武雄市モデル図書館」を小牧に建設すると発表されました。  「武雄市モデル図書館」とは何か。小牧市民にとって良い物なのか、それらを市民の皆さんと考えていきたいと思います。

会員の声  駅西A街区に新図書館建設の基本構想費など 反対少数で「補正予算」可決される!

 6月26日文教建設委員会、28日予算決算委員会、29日本会議を傍聴しました。駅西A街区に新図書館を建設するための設計費、ラピオを子ども未来館にするための基本構想費などの補正予算を審議するきわめて重要な6月議会でした。

 結果は、反対4人(共産3、市民連合1)賛成19人(牧政11,公明2,政道3,市民連合2、無会派1)で可決成立しました。※ 橋本哲也議長(公明)は採決に入らず

反対討論・A街区建設なら市民に財政負担を強いる危険大!

 平和堂の撤退でラピオの経営基盤が崩れているのに経営改善策も示さずA街区図書館を先に決めるのは順序が逆だ。将来、市民に財政負担を強いる危険がある。子ども未来館は、利用者ニーズも現場の調整も不十分で思いつきの計画だ。見切り発車の予算は認められない。

賛成討論・審議会答申どおり駅西A街区に早期建設すべき!

 審議会答申通り駅西A街区に早期に建設すべきだ。ラピオは子育て応援の拠点にする。小牧駅周辺整備をする。

 これらの三位一体で中心市街地を活性化するのは賛成。

【感想】審議会答申どおりなら「複数案が併記」されている!

 「審議会の答申どおりにA街区に新図書館建設を早く」と賛成議員が何回も発言するのを聞いて、この人達どれだけ傍聴に来ていたの?審議会に丸投げじゃないかと思いました。

 審議会は、7月に建設場所を決める所から異常な雰囲気でA街区と答えが決まっているような会の進め方でした。審議会は紛糾し、会長の辞意表明騒ぎで2ヶ月間空転しました。

 そういう経過があったから建設場所については少数意見も併記され、市民の意見をよく聞いて計画を進めるようにとの答申が出たと思います。

 市長も議会も「答申の良いとこ取り」をしているなあと感じました。平和堂撤退に対しての危機感がないのにもびっくりです。

ラピオの将来的な計画が固まらない段階で、山下市長の「駅西A街区に新図書館建設、ラピオの基本構想費」などの提案に対して

 市 長 提 案 に 賛 成

  反  対

【牧政会】

稲垣 守 長田 淳 河内伸一 

木村哲也 小島倫明 澤田勝已

鈴木英治 高野達夫 玉井 宰

船橋 厚 舟橋秀和

【政道クラブ】 熊澤一敏

 野々川嘉則 谷田貝将典

【公 明】

稲垣衿子 加藤晶子

※ 橋本哲也議長は採決に入らず

【市民クラブ】

小川真由美 小沢国大

【無会派】  船引嘉明

【共 産 党】 安江美代子

  佐藤大輔 稲垣美佐代

【市民クラブ】 西尾貞臣